応援されるクラウドファンディングの考え方

まず押さえておきたいのが、【一般的な投資】と【クラウドファンディング】との違いです。

一般的な投資の考え方は『投資した金額以上のリターンがあるか』。すなわちインセンティブ(動機)はお金と将来性となります。
一方、クラウドファンディングでは『そのプロジェクトを応援したいか』。いわゆる共感・応援が大きなキーワードとなります。

これまで失敗したプロジェクトを数多く見てきましたが、そのほとんどが“自分のやりたい事だけにこだわり、周りが見えていない”ことが多いのです。
もちろん、クラウドファンディングは自分の夢を叶える場。ここを否定するつもりはありません。

しかし、一部の有名人やクリエイターを除き、自分のことしか考えていない利己的なプロジェクトを応援する人はいるのでしょうか?
おそらく、ファンや近しい人以外からの応援は皆無に等しいでしょう。

逆に、社会貢献型(利他)のプロジェクトは応援こそされますが、起案者が本業の傍らに行うので、支援者への対応が片手間になり継続性に乏しいのが特徴です。

そこでAID DESIGNが推奨するのは、自分のやりたい事とまちの課題を組み合わせる“新しいクラウドファンディング”の考え方

まず始めに自分がワクワクすることを考えます。これがプロジェクトを推進していく上でのモチベーションとなります。
次に自分が貢献できること。いわゆるビジネスに繋げることで、一つの事業として継続性のある取り組みができます。
そして、それらに加えてまちの課題に取り組むことで、多くの人々から共感・応援されるプロジェクトになるのです。

大抵のプロジェクトは、少し掘り下げて考えると“まちの課題”にあたってくるもの。例えば、地域に根ざした製品であれば“地場産業の振興”に繋がりますし、イベントであれば“地域活性化”となります。
仮にどれだけ掘り下げても見当たらないのであれば、まちの課題から自分が貢献できることを逆算して組み合わせても良いでしょう。

立ち上げるプロジェクトが上図の3点が重なり合う部分であれば、ほぼプロジェクトの成功は間違いないでしょう。

自分がワクワクすることだけでなく、自分のビジネスが地域へ貢献しているという二つのモチベーションが大きな推進力になることは間違いありません。
しかも、地域の課題に取り組んだ実績から、プロジェクト終了後も周りから応援される会社(人)になれるのです。