事例:伝統や文化と掛け合わせる

DATE
プロジェクト名/蛍丸伝説をもう一度!大太刀復元奉納プロジェクト始動!
支援総額/ 45,120,000円(目標金額 5,500,000円)
支援者数/3,193人
FAAVO美濃國 https://faavo.jp/minonokuni/project/839
※aiddesignがサポートさせていただいた案件ではございません。

【プロジェクト概要】

70年前に姿を消した名刀蛍丸。その復元・制作を通じて刀剣という文化と伝統を次世代へ繋げていくというプロジェクト。

~蛍丸伝説~
建武3年(1336年)3月。多々良浜の戦いにおいて、阿蘇惟澄が大太刀で奮戦し、自陣に帰り着く。しかし、その大太刀はささらのごとく刃こぼれしていた。
戦で疲弊した惟澄は太刀を壁に立てかけて眠りにつくと、無数の蛍が現れ太刀に止まり、光に包まれるという夢を見る。翌朝目を覚ますと大太刀は刃こぼれひとつない美しい姿になっていた。

今の時代、刀剣や刀鍛冶と聞くと、ほとんどの方が映画やゲームなどのエンタメを思い浮かべるのではないでしょうか?

しかし、刀剣文化は現在も受け継がれています。中でも美濃地域・関市近隣には刀剣制作にかかわる様々な職人が住んでおり、全国的に見ても重要な位置を占めます。ただ、その様な美濃地域においても知名度は決して高くはありません。

そこで刀剣文化に目を向けてもらい、刀鍛冶という伝統を伝承するためにこのプロジェクトが立ち上がりました。
それは、蛍丸伝説になぞらえ失われた名刀を多くの支援者からの力を借り、現在の刀匠たちの手により復元し、阿蘇神社へ奉納するというもの。

一つのプロジェクトに伝統や文化の継承という複数の目的を持たせた取り組みが『蛍丸プロジェクト』です。

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伝統や文化を継承させていくためには、経済的な側面を忘れてはいけません。
補助金や助成金などの対症療法的な手段では、根本的な解決には繋がりにくいでしょう。

プロジェクトを通じて刀剣文化に触れることで、関市周辺の伝統や文化に目を向けてもらい、さらに阿蘇市においても失われた蛍丸を復元することで、地元の歴史や伝統に目を向けてもらうきっかけになります。

『どうすれば多くの方に知ってもらうことができるのか』というのを、伝統や文化を掛け合わせて表現した秀逸なプロジェクトではないでしょうか。

福留房幸日本刀鍛錬場
http://swordsmith-fusayuki.com/