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社長と現場の“ずれ”をどう埋めていますか?

ブランディング

▼ブランディングのご相談をお受けする中で、最近とくに増えてきたテーマがあります。

 

それは『社長と現場の温度差』です。

社長と現場の“ずれ”と言った方が分かりやすいでしょうか。

 

今日はその本質について、自分なりに言語化してみたいと思います。

 

 

ミッション・ビジョン・バリューやブランド戦略を立てたもの、社長と現場の間に温度差が生まれて残念、なかなか前に進まない…。

 

実はこれ、多くの社長が抱えている悩みです。

 

 

▼温度差の正体は、戦略の出来映えより『理解の深さ』と『肌感覚の違い』にあります。

 

 

まず、社長は未来を見据え、全体最適の視点で物事を語ります。

 

一方で、現場は部分最適。日々の業務の延長線で判断します。

 

立つ場所が違えば、同じ言葉でも届き方が変わるのは当然の話。

 

トップはまずこの部分を理解しておく必要があります。

 

 

ただし、この温度差を放置すると戦略だけが先行し、組織が動けなくなる危険があります

 

そこで必要になるのは、社長自身がブランド戦略を「自分の言葉」で語る時間を持つことです

 

『なぜ、今これが必要なのか』

『どんな未来を見ているのか』

 

トップが覚悟を言語化した瞬間、現場の解像度が一段も二段も上がります。

 

 

それと同時に、現場の不安や疑問を丁寧に拾う対話も欠かせません。

 

実装の現場には必ず“摩擦点”が生まれます。

 

その声を吸い上げ、戦略を単なるスローガンにするのではなく『行動に翻訳する作業』が現場と歩調を揃えるための核心です。

 

歩調が揃う瞬間は『正しい戦略ができたとき』ではなく、『現場が自分の役割を理解したとき』に訪れます。

 

 

…とは言え、そこまでの道のりは決して平坦なものではありません。

 

社員の幸せを考え、地域の未来を考え、利他の精神で会社や組織をより良くしていこうと考えていても、なかなか前には進みません。

 

しかも、それだけでなく、なかには反発、さらに足引っ張りする社員すらでてきます。

ときに離脱する人も出てくるでしょう。

 

 

これは何もブランド戦略に限界した話ではありません。

社内でなにか改革をするときには、大なり小なり起こりうることなのです。

 

 

そんな中でも前に進むリーダーに贈りたい言葉があります。

 

 


 

人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

(引用)ケント・M・キース著 大内博訳

 

(1)人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。

 

(2)何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

 

(3)成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。

 

(4)今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

 

(5)正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。

 

(6)もっとも大きな考えをもったもっとも小さな男女は、もっとも小さな心をもった
もっとも小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。

 

(7)人は弱者をひいきにはするが、勝者のあとにしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。

 

(8)何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。

 

(9)人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。

 

10)世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善をつくしなさい。

 


 

指導者やリーダーは、「それでも」の精神でブランド化に取り組んでいただければと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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