応援されるブランド【第10弾】創人
大阪府和泉市で自然エネルギーを取り入れた世界基準の快適な注文住宅を設計・施工する株式会社 創人。
本来、マンションや商業施設などの大型建築物で使われる施工図を用い、数ミリのズレも許さない細かい納まりを現場と共有しながら、正確な家づくりをおこなっています。
設計図だけで家づくりを進めた場合、設計を無視して現場の判断で施工する“現場合わせ”という大工さんの経験や勘に頼る工事が多くなります。
創人代表で一級建築士の足立良二さんは、「ドアの位置が図面より数ミリ寄っていたり、収納の位置がズレるのは大工さんの問題ではなく、現場と図面を共有する“施工図”がないことが原因」だと断じます。
また、創人では快適さだけでなく、世界的なデザイン賞(A`Design Award)も受賞。
妥協しない誠実な家づくりで顧客から応援される創人は、どのようなブランド戦略を描き、どのようにして成長してきたのか。足立さんの生い立ちから創人設立まで歩み、そしてこれからのビジョンについて伺いました。
<sootoインタビュー記事・コンテンツ>
1. 建築との出会いはパチンコ屋さん?
2. 前職で学んだ施工技術とコミュニケーション
3. 創業から拡大し続けた事業
4. 自社設計、自社施工への移行
5. バリュー(行動指針)についての考え方
6. デザイン性は備わっていて当然の価値
7. 妥協しない誠実な家づくりが応援を呼ぶ
1. 建築との出会いはパチンコ屋さん?
AID:足立さんのご実家は、建築に関係するようなお仕事をされていたのでしょうか?
足立氏:いえ、まったく関係のない仕事です。父は製薬会社の営業、母は専業主婦という家庭で育ちました。叔父が大きな材木屋さんをやっていましたが、とくにその影響を受けたということはありません。
AID:工作や絵を描くことが得意だったのですか?
足立氏:そうですね。子どもの頃から絵を描くのは好きでした。父親が休みの日になれば、公園にスケッチブックを持って絵を描きに行っていたこともあり、それに付いていき一緒に絵を描いていたからですかね。
小学校三年の時には油絵も習っていました。単に絵を描くのが楽しかったですし、その絵画教室の展覧会で初めて出した作品が佳作に選ばれたこともあり、さらに楽しくなって描いていたという感じです。
ただ、真面目に取り組むというより、自分が好きな絵ばかり描いていました。
AID:それが今の仕事につながっているのでしょうか?
足立氏:単に図画工作が好きだっただけですね。子どもの頃であれば、そんな人も多いのではないでしょうか。中学や高校に入ってからも、美術は得意な方でしたが、余り真面目な方ではなかったので、そんな真剣に取り組んでいたという記憶はないですね。
AID:高校を卒業してからはどうされたのですか?
足立氏:いくつかの大学に受かっていたのですが、遠方の学校ばかりだったんです。そのため、親からは「学費は出すけど、下宿の費用は自分で捻出しなさい」と言われていました。
ただ、そこまでして大学に行きたかった訳ではなかったので、悩んでいたところ「そうだ、建設の専門学校に行こう!」と思ったんです。
AID:なぜ、建設の専門学校だったのですか?
足立氏:それがなかなか不純な場所での出会いがきっかけで…(笑)。高校生の頃ってパチンコに興味が湧くことがあるじゃないですか。
もちろん、学校があるのでそんな頻繁に行っていた訳ではないですが、結構はまっていた時期があったんです。
パチンコはただ打っていればいいだけですが、当時のスロットは結構ややこしいシステムだったので、初めて打った時にやり方がよく分かりませんでした。
すると、隣に座っていた20代前半くらいのお兄さんが丁寧に教えてくれたんです。その時、そのお兄さんと色々と話している中で、その人が建設の現場監督をしているということを知り、その業界に対してポジティブな印象があったので建設の専門学校に決めました(笑)。
2. 前職で学んだ施工技術とコミュニケーション
AID:専門学校を卒業してからはどうされたのですか?
足立氏:地元にある中堅のゼネコンに入社し、そこから9年間、マンションや商業施設という大型物件ばかりを手がけていました。
そこは技術力が高い会社として有名で、たとえば鹿島や大林組などのスーパーゼネコンの仕事など、会社の規模に対して考えられないくらい大きな物件を請け負っていたのです。
仕事に対して厳しい会社でしたが、今の創人の施工技術はこの時たたき込まれたものが基礎となっています。
住宅ではなく大型物件ばかりでしたが、建物に関しては「大は小を兼ねる」ものだと思っているので、この時の経験は今でも非常に役立っています。
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