理念がないと、人は正しい行動をとれない
「行動しないと何も変わらない」
手垢の付いた言い回しですが、原理原則でもあります。
結局のところ、いくら勉強しまくっても、本を読み漁っても、セミナーに参加しても、行動する人には叶いません。
これは誰もが実感していることではないでしょうか?
では『とにかく動けばいいの?』というと決してそうではありません。
動かないよりは100万倍マシですが、ことビジネスに絞って考えると“正しい行動”をしないと“正しい成果”には繋がりません。
では、正しい行動とは一体何なのでしょうか?
私は “自らの意思を持った行動” だと考えています。
人は意思なしで正しい行動をとることはありません。
何も考えずに動き、たまたま成果につながっても、そこには再現性も達成感もありません。
宝くじに当たったようなものです。
「自分は◯◯のためにこう動くんだ!」という強い意思があってこそ、初めて取った行動に価値と再現性が生まれるのです。
では、その意思に力を与えるのは何なのでしょうか?
それは、間違いなく【理念】です。
理念とは、自分はこうあるべきという“理想的な信念”のこと。簡単にいうと自らの在り方でしょうか。
理念を形作ることでそこに意思が生まれ、それが正しい行動につながります。
そして、その理念に基づいた行動を見て、人は心や感情をつき動かされ、自然と応援したくなるのです。
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
私が好きな二宮尊徳翁の言葉です。
行動の伴わない理念は機能しませんし、理念なき行動はもったいないもの。
理念と行動の言行一致を目指したいものですね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
お問い合わせ
ブランディング・マーケティングのご質問やご相談を承ります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。