広告がイメージ通りに仕上がらない原因はコレ
先週末の2月17日、新大阪にて行われた【クリエイティブ・ブリーフを使った失敗しない広告の作り方】セミナーに登壇していました。
今回で4回目となる同セミナー。
毎回すぐに満席になるので「席を増やしたら?」と言われますが、より理解を深めていただくため毎回少人数で開催しています。
ちなみに今回は、北海道や滋賀、そして地元和歌山からもご参加いただきました。
ありがとうございます!
セミナーの概要は「クリエイティブ・ブリーフ」という質問シートに答えるだけで広告の原稿ができてしまうと言うもの。
質問は全部で9つあり、それぞれの答えは独立した点ですが、それをつなぎ合わせることで線となり、最終的には広告という面になるのです。
「クリエイティブ・ブリーフ」は、言わば広告の設計図といった所でしょうか。
今回のセミナーを受講いただいた株式会社北海道PVGS 代表取締役の垰本 泰隆さまから、次のようなご感想をいただきました。
『言われて納得でしたが、広告の「設計図」がスタート、根本というお話が一番の学びでした。 素人な私は、うわべだけと言うかデザインの見栄えがどうなれば効果的か、なんてことばかり考えていたので、非常に深い学びになりました』
垰本さま、ご感想ありがとうございます。
広告作りにおいて、「自分がイメージした通りに仕上がってこない」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
原因はいくつか考えられますが、そのほとんどは先の感想に書かれていたとおり「広告の設計図」をスタートとしていないからだと考えられます。
つまり、広告の核(コア)となる「原稿」が不十分というケースが実に多いのです。
あえて誤解を恐れずに言えば、大部分の広告制作会社はデザインのプロであり、マーケティングのプロではありません。
その制作会社に原稿作りまで委ねてしまうと、広告主の意図しない方向に向かってしまう可能性が高いです。
同じく、同セミナーを受講いただいたキャリアコンサルタントのO・Yさまからは、
『「相手にどのように訴えるか」をより理解することで、チラシを作成することが出来るのを知れてよかったです』
というご感想をいただきました。Oさまありがとうございます。
「相手とは」もちろんターゲットのこと。そこにどのように訴えるかを一番知っているのは、広告主以外ありえません。
「クリエイティブ・ブリーフ」に書き込むには確かに時間が必要です。
しかし、書き込んだブリーフはそのまま広告原稿になるだけでなく、簡易的なセグメンテーションやターゲティング、事業の方向性を見直すきっかけにもなります。
今や常識は一年も経たずに書き換わる時代。
広告メッセージは定期的にアップデートしてくださいね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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