成果の出る会社と出続ける会社の違い
新型コロナのこのような時期にもかかわらず、ブランディングのご相談やご依頼が目に見えて増えてきています。
皆さま、ありがとうございます。
先週だけでも3件のご相談と1件のご依頼、そして今週のGW明けには大阪にある大企業の方々に対しzoomにてブランド構築についてお話する予定。
移動時間がかからず、それぞれの場所でサクッとつながれるのがオンラインの強みですね!
さて、今回のブログでは対面やオンラインに関わらず、セミナーの冒頭に毎回必ずお伝えていることを書かせていただきます。
1. 広告と会社にはそれぞれ二通りある
セミナーの冒頭に毎回必ずお伝えていることがあります。
それは、世の中の広告には
【成果の出る広告】と
【成果の出ない広告】の二通りがあるということ。
この分水嶺となっているのが、マーケティングが整っているのかどうか。
ここで言うマーケティングとは“売れる仕組みづくり”と定義してください。
そしてここからが大切なポイントです。
その成果の出る広告を作る会社の中でも
【成果の出る会社】と
【成果の出続ける会社】に分かれているのです。
【成果の出る会社】とは、キャンペーンで一時的に売上が上がっても後に続かない会社。
【成果の出続ける会社】とは、特にキャンペーンなどをしなくても結果が出続けている会社のことを指します。
では、これを分けているものは何なのでしょうか?
それはブランディングができているかどうか。
付け加えるなら、然るべきステップを踏んでブランド構築しているかどうかなのです。
2. ○○から入るとブランディングにはならない
これは、先月オンラインで開催したブランディング入門セミナーの感想を見ていただくと一番分かりやすいと思います。
~セミナーのご感想一部抜粋~
WEBサイトの更新やSNSでの情報発信、メルマガなど、自社らしさをどう磨き、お客様とつながっていくか、軸を決めるスキルを身に付けたいと思っていました。
普段はつい「あれをやろう!」と施策やアイデアから入ってしまいがちですが、その前のブランド構築ステップで継続性のある仕組みのロードマップを作るべきだと感じました。
(通販会社 O・Kさま)
~セミナーのご感想ここまで~
的を射たご感想をいただきありがとうございます!
O・Kさまの感想にもある通り、普段はつい「あれをやろう!」と施策やアイデアから入ってしまいがち。
これが的外れという訳ではなく、マーケティングさえ整っていればその施策やアイデアが売上につながることも珍しくはありません。
実は、ここが大きな落とし穴なのです。
ブランディングとは「お客様にこう思われたい」という自社独自の価値を伝え、お客様の心の中にあるブランド・イメージ(心象)を構築すること。
お客様に向けた自社独自の価値を言語化させたものをブランド・アイデンティティと言います。
このブランド・アイデンティティを明確にせず、いきなり施策やアイデアから入ってしまうといかがでしょうか?
たとえ短期的な売上につながったとしても、肝心要となるお客様の心の中に自分たちが思ってもらいたいブランド・イメージが一切構築されないのです。
同じマーケティング費用を投下しても、
売上は上がるがブランド・イメージが構築されない会社と
売上が上がりブランド・イメージも同時に構築される会社。
どちらがが成果の出続けている会社かは明白ではないでしょうか?
ひと言でいうと、ブランド構築せずに施策を先行してしまうと、顧客の頭の中であなたのブランドがいつまで経っても資産化されないのです。
非常にもったいないですよね。
冒頭 “このような時期にもかかわらず” と書き出しましたが、ブランド構築は“このような時期だからこそ”必要な施策です。
外部環境と内部環境をしっかりと見据えた仕組みを再構築することで、はじめてアフターコロナやウィズコロナに対応することができます。
まずはブランド構築を行い、ブランド・アイデンティティを明確にすること。
価値は適切に言語化しない限り、「伝える」ことも「伝わる」こともできないのです。
〜追伸〜
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