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判断と決断のちがいとは?

考え方

いつもありがとうございます。

 

ブランディングの力で経営課題を解決する社外ブランド・マネージャー

エイドデザインの渡部(わたなべ)です。

 

このブログの読者は、経営者や経営幹部など職場で指導的な立場にある方が多いです。

 

特に統計を取った訳ではありませんが、たまにいただくご感想を見ていてそのように感じています。

 

 

さて、指導的な立場にある方、いわゆるリーダーに求められる力の一つに“リーダーシップ”があります。

 

 

 

 

 

1.  リーダーシップの定義

 

ちなみに、あなたはリーダーシップをどのように定義されていますか?

 

 

画面のスクロールを一旦止めて、少し考えてみてください。

 

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

私は、ある方から教わった【リーダーシップとは、正しい方向へ導く力】。

 

この定義が自分の中で一番しっくりきています。

 

 

 

 

 

日々、生活をしていると選択の連続です。

 

ダイエットをしているのに、甘い物を食べるのか、食べないのか。

 

 

 

そんな個人的なことであれば自己責任の範疇で済ますことができます。

 

 

しかし、ビジネスの現場で、従業員が誤った判断をしてしまうと会社の進むべき方向が少しずつズレてしまい、思い描いていた目的地(ビジョン)に到達することはできません。

 

 

ですので、リーダーは社員が間違った方向へ進んでいかないよう正しい方向に導かなくてはいけないのです。

 

 

 

 

2. 答えは誰にも分からない

 

ただ、ブランディングの文脈でいうと正しい方向に導くだけでは不十分だと私は考えています。

 

 

なぜなら、ブランディングは新しい道を切り拓くことが前提だからです。

 

 

 

ブランディングは他社(他者)と同じ道を進むことでも、先駆者の轍(わだち)をなぞることでもありません。

 

 

 

同業他社とは異なる独自性のある自社だけの価値を訴求する活動こそがブランディングです。

 

 

 

何が言いたいのかというと、ブランディングでは何が正しい方向が分からないことの方が多いのです。

 

当たり前の話ですが、誰もやったことのない挑戦に正解など分かるはずがありません。

 

 

右を選ぼうが、

左を選ぼうが、

また真っ直ぐを選ぼうが、

 

道を選び、突き進むまで誰にも答えは分からないのです。

 

 

そもそも、正解が事前に分かっていればリーダーなど必要ないでしょう。

 

 

 

 

3.リーダーシップとは判断ではなく決断をすること

 

では、ブランディングで求められるリーダーの役割とは何なのか?

 

 

それは【選んだ道を正しい方向にする力】です。

 

 

誰もやったことのない新たな挑戦の場合、右の道、左の道、真っ直ぐの道、斜めの道、選択は360度、縦横無尽にあります。

 

 

そんな迷いが生じたとき、社員の意見に耳を傾けることも必要ですが、最終的に決断するのはリーダーです。

 

 

ここでするのは判断ではありません。決断です。

 

 

 

 

判断とは迷いの中で出す結論で

「とりあえず右へ行こうかな」というよう緩やかなもの。

 

 

それに対して決断は

「私たちのブランドは右に進む。だから右を正解にする手立てをすべて打つ」

という強い覚悟と信念から出す結論のことを言います。

 

 

あなたがしているのは決断ですか?それとも…。

 

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

〜追伸〜

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