一般的な光ファイバーケーブルは、光ファイバーが断線しやすいので慎重な取り扱いが必要です。それに対して当社の製品は、光ファイバーを金属管の中に入れて保護しているので、誰でも簡単に扱う事が出来ます。
そんな、お客様のお悩みごとを解決出来る製品なのですが、その構造上どうしても一般的な光ファイバーケーブルと比較して価格が高くなります。なので、価値を伝えることが必要になりますが、どのようにしたら多くの方にお客様に伝えられるか？について悩んでいました。

エイドのセミナーを受講した際、漫画リーフレットの事例紹介があったのですが、その漫画のクオリティーの高さと、限られたコマの中でもしっかりとストーリー性があることに興味を持ちました。そして、これなら初めてのお客さんに対して製品の価値を容易に伝えられるのではないか、と感じました。
価格を聞いて初めは｢高いかな？｣と思いましたが、業界紙での大きめの広告と同じくらいの費用で、初期投資の他は印刷代のみでずっと使えることを考えると、安いのでは･･･と考えが変わりました。

初めは、光ファイバーケーブルというマイナーな商材、しかも金属管で保護しているなどについてすぐに理解頂けるだろうか？そしてちゃんとしたものが出来るだろうか？正直不安だらけでした。
しかし、渡部さんに製品を見ながら説明をすると、『断線に強い信頼出来るケーブル』ということをすぐに理解され、『この商品って絶対に世の中に必要な商品ですね』とまで言って貰いました。
次の打合せでは具体的に強靱なケーブルを、アメコミ風のピコループマンを登場させて伝えるという提案がありました。
漫画のクオリティーに加え、ピコループマンの頭のピコマーク、背中に背負ったピコドラムにいたるまでのこだわり、そして戦いの中で製品の強靱さを伝えるというストーリー性はよく考えてられており、想像を超える出来映えで満足しています。また、展示会用として提案して貰ったピコループマンのバナースタンドも活躍しています。

漫画リーフレットを作るきっかけになった、商品の特長である『強靱なケーブル』という価値を伝えられているのはもちろん、オリジナルの漫画に対しても興味をもたれる方が少なくなく、初対面の方との会話のきっかけにもなっています（アニメ好きの人の食いつきはハンパない！）。
また、展示会において足を止めて貰えないという課題もありましたが、ピコループマンを大きな看板にすることで立ち止まって貰えるようになりました。
さらに、机の上にずっと置いといて貰えるノベルティとして、漫画リーフレットを活用したメモ帳（表と裏表紙に漫画を印刷）を作成したのですが、これも好評です。あと、胸にピコループマンをプリントしたTシャツを展示会用に作りました。
このように、作って頂いた漫画リーフレットだけでの使用に留まらず、様々に活用することでブランドイメージの向上にも繋がっています。

売上を伸ばすために何をしたらよいか、誰に相談したらよいか分からない人に、｢課題における問題点を的確に指摘して貰え、ブランド、マーケティングなどトータル的な視点から一緒になって課題解決してくれると思いますよ。｣と紹介します。