ブランドは経営者一人では構築できない
先週末の土曜日、ブランディング入門セミナーを開催しました。
オープンセミナーとして記念すべき第1回目の開催でしたが、クローズでは何度かお伝えしている内容なので、自分自身どのパートを伝えるときに一番力が入るのかがかなり鮮明になってきました。
ちなみに練習やリハなども入れると、もう100時間近くやってます。
▲第1回ブランディング入門セミナーの様子
1. ブランドは経営者一人では構築できない
セミナーの最中、一番力が入るのはどこかというと、ブランドの定義を伝える中での「ブランドは経営者一人では構築できない」という部分。(フリーランスの方は除きます)
残念な話かもしれませんが、経営者一人、ブランドマネージャー一人が孤軍奮闘されてもブランドは構築されないのです。
それは一体なぜなのでしょうか?
先週のセミナーを受講いただいた方は振り返りの意味でもう一度お考えください。
ものすご~く重要な部分です。
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それは・・・経営者一人の努力や頑張りでブランドの評価がいくら高まったとしても、そこで働く他のスタッフの気の緩みや驕(おご)り、慢心があると、いつか顧客の期待を裏切ってしまい、一気にそのブランドは地に落ちてしまうから。
もちろん、ブランドを地に落とすのはスタッフではなく経営者自身というケースもあります。
2. ブランドの終焉(しゅうえん)は気の緩みから始まる
物は試しです。一度「食品偽装 ニュース」というワードでググってみてください。
・福島県産コシヒカリと産地偽装の疑い
・横手のマグロ産地偽装
・輸入アサリを熊本県産と偽装
などなど、ブランドを地に落とした会社は枚挙に暇がありません。
また、
バイトテロしかり、
データ偽装しかり、
産地偽装しかり、
ブランドの終焉(しゅうえん)は「こんなことをしてもバレないだろう」というたった一人の気の緩みから始まるのです。
3. 気の緩みを防ぐには…
このような事を起こさないためには、一体どうすればいいのでしょうか?
それにはまずブランドの重要性を経営者だけでなく、ブランドに携わるスタッフ全員が理解する必要があります。
たとえば、顧客から高く評価されるブランドになれば、
「待ってでも買いたい」
「少々高くても買いたい」
という指名買いの状態になるが、
逆に顧客の期待を裏切れば…
「絶対に買いたくない」
「お金をもらってもいらない」
というビジネス自体が成り立たない状態に陥るということ。
つまり、ブランドには購買を左右する大きなパワーを秘めていることを伝えた上で、自分たちの一挙手一投足がブランドの状態に大きな影響を及ぼすことを知ってもらうのです。
気の緩みを防ぐには、そのブランドを作り上げるのは経営者だけではなく、自分たちがいなければ作れないという誇りやプライドを持って貰うことでもあるのです。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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