ブランド戦略サポート【イエステージ様④】
1. ブランド戦略の「意味」をしっかり共有する
2020年2月13日(木)、イエステージ様の第4回目ブランド戦略ワークをおこないました。
(前回の内容はこちらから→ブランド戦略サポート【イエステージ様③】)
今回はプロジェクトの担当者様だけが集まる日。
例のごとく、「振り返り」と「ワークをする意味」をしっかりと共有してから始めます。
意味とは、
「なぜブランド構築をするのか?」
「そしてブランド構築をしたらどうなるのか?」
というブランド戦略をおこなう意味のこと。
「なぜブランド構築をするのか?」という問いに対して、私がお伝えすることは至ってシンプルです。
それは「顧客を見誤らないため」。
この1点です。
ブランド戦略サポートのゴールはブランド・アイデンティティを策定すること。
ブランド・アイデンティティとは、自社ブランドの独自性・優位性を言葉にしたものです。
当たり前の話ですが、独自性・優位性は自分たちだけでは発揮できません。比較できる相手、いわゆる競合の存在が必要になります。
では、自社ブランドの独自性・優位性は誰が判断するのでしょうか?
言うまでもなく、それはお客様です。
そのお客様はどういうお客様なのでしょうか?
そしてそのお客様がいる市場はどのようなものなのでしょうか?
もうお分かりいただけたと思いますが、これらを探っていくのがブランド戦略サポートなのです。
つまり、このサポートで導き出す目に見える結果や成果はブランド・アイデンティティですが、実は「誰に提供するのか?」という顧客選定戦略も同時におこなっているのです。
※ブランド戦略をする意味については、こちらのブログ【なぜ、ブランド戦略が必要なのか?】で詳しく説明しています。
2. ポイントは◯◯◯◯になりきること
「振り返り」と「意味」をしっかりと共有した上で、今回のテーマである「独自性・優位性の発見」に進んでいきます。
前回の白熱ワークで決定したセグメンテーションとターゲティングを基に、このプロジェクトを一番評価してくれそうな代表的な顧客像を事前に設定しました。
この顧客像のことをマーケティング用語でペルソナと呼びます。
▲ペルソナ設定シート(極秘資料なのでほぼボカしています)
今回はこのペルソナにとって、自社のプロジェクトが独自性・優位性を発揮している部分を競合分析を見ながら考えていきます。
そして競合と比較されても自社が優位なポジションに立つためのマップを切るのです。
これがポジショニングマップというもので、価値をマップ上に示すので別名「価値マップ」ともいいます。
ポジショニングマップは、独自性と優位性を発揮している部分であればどの様な切り口でもいい、というものではありません。
ブランド構築に適切な6つの切り口で、自社の独自性・優位性をアウトプットしていく必要があります。
▲自社のポジショニングを探るワーク
この時のポイントを1つだけ。 それはペルソナになりきること。
あなたがどう思うのか?という主観ではなく、ペルソナにとっての価値を考えないといけません。
その上で出てきた自社の価値こそが、本当の独自性・優位性であり、競合と比較されても打ち勝つ唯一性でもあるのです。
次回は「コンセプト発見」ということで、これまでのアウトプットを基にスタッフの皆さまでブランド・アイデンティティを考えていきます。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
※ 続きはこちらから …ブランド戦略サポート【イエステージ様⑤】
〜追伸〜
ブログに掲載できないようなコアなブランディング情報を、毎週メルマガで配信しています。
今ならメルマガ登録で、【5日間の無料メール講座】と【ブランディング冊子】プレゼント中!
ぜひ、ご登録ください。(解除はいつでもできるのでお気軽に)
お問い合わせ
ブランディング・マーケティングのご質問やご相談を承ります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。