効率的なチラシの作り方、知ってますか?
いつもありがとうございます。
ブランディングの力で経営課題を解決する社外ブランド・マネージャー、
エイドデザインの渡部(わたなべ)です。
今日のブログでは効率的にチラシを作るための【4つの工程】についてお伝えします。
正直、これを知っているか知らないかで仕上がりに大きな差が生まれます。
それぞれの工程の頭文字を取って、DMAC(ドマック)と憶えてください。
コンテンツ
1. Draft[ドラフト]~まずは下書き~
チラシを作る時、いきなりPCを立ち上げていませんか?
それ、大きな間違いです。
チラシ作りに慣れるまでは、かならず紙に下書きすることから始めてください。
全体の構成を決めないままPCを立ち上げると、伝わりやすい紙面を作るというより、自分が作りやすい紙面を作ってしまいます。
簡単にいうと作り手のPC技術に依存してしまうのです。
そうなってしまうと本末転倒です。
あと、下書きする用紙はできるだけ実寸サイズを使ってください。
ここも大切なポイントです。
なぜなら、PC上だと拡大や縮小をして作業するので、実際のサイズを見失ってしまうから。読めないような小さい字が広告にあるのは、たいていこれが原因です。
ここでたっぷり時間をかけると後の工程が早くなりますので、慣れない人ほど下書きは念入りに行ってください。
2. Margin[マージン]~余白を確保~
チラシの中のパーツはキレイに整っているのに、なぜか見づらいチラシってありませんか?
その原因は余白を取っていないからです。
チラシを見やすくするためには適切な余白(マージン)が必要です。
A4サイズだと上下左右に8〜10㎜程度、B5サイズでも8㎜の余白(マージン)は欲しいところ。
ちなみに余白(マージン)が広ければ広いほど紙面に高級感が出ます。
3. Alignment[アライメント]〜とにかく整列~
段落がバラバラの小説を想像してみてください。
乱雑に並んだ文字ほど見にくいものはありませんよね?
これはチラシでも同じです。
見にくいということは、見られない可能性が高まるということ。
文字だけでなく写真やグラフなど、縦軸と横軸が揃えられるのであれば神経質なくらい揃えてください。
4. Contrast[コントラスト]〜メリハリをつける〜
抑揚のないストーリーがつまらなく感じるように、強弱のないチラシは手に取られる可能性が低くなります。
伝えたい箇所を単に大きくするのではなく、全体のバランスを見ること。
その上で紙面にアクセントを付けると、伝えたいことが際立ちます。
また、伝えたい部分すべてに色を付けすぎると、全体のバランスが崩れ、何を伝えたいのか分からなるのでご注意ください。
5. まとめ
これらDMAC(ドマック)の工程を踏むことで、3つのメリットが生まれます。
・制作スピードが上がる
・紙面にまとまりが出る
・伝わりやすい紙面になる
特にチラシ作りに慣れていない方は、【作る時間】より【考える時間】の方が長くなりがち。
DMACを用いてチラシを作ると【考える時間】が少なくなり、その分制作に時間を回せます。
チラシを作る時はいきなりパソコンで作り始めるのではなく、まずは下書きから始めてください。
ただ、不特定多数にブランドイメージを伝える高度な広告は専門家に依頼した方が無難です。
なぜなら、DMAC(ドマック)は必要最低限のデザイン要素であり、ブランドイメージ(世界観)を伝えるにはより専門的な知識とテクニックが必要だからです。
ブランディングの全体像を把握した上でのクリエイティブアプローチが必要な際は、ぜひエイドまでご相談ください。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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