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リブランディング・プロジェクト【よけそ農園様】

ブランド戦略サポート

みかんと桃。和歌山を代表する2大フルーツを栽培するよけそ農園さま。

 

価値ある果樹を作り続けるための土壌、果樹のプロフェッショナルとしての徹底した品質へのこだわり、足を止めない考え抜く力など、徹底した品質管理による味の信頼性は多くのファンを魅了しています。

 

そんなよけそ農園さまがWEBサイトのリニューアルに際し、エイドデザインにリブランディングのご相談をいただいたのが2022年8月のこと。

 

半年という時間を掛け、このほどサイトリニューアルを含む一連のプロジェクトが完了しました。

 

今回は、ご相談いただいてからプロジェクト完了にいたるまでの振り返りを、よけそ農園 代表の林さまに伺いました。

 

 

1. リブランディング前の悩み

 

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エイドデザイン

まずはリブランディングされる前、どのようなことでお悩みでしたか?

 

【林】はい。これまではショップサーブというシステムを使い、ECサイトを運用してきました。

 

ショップサーブはセキュリティが非常に高いというメリットがあるものの、WordPress(ワードプレス)との連携がオプションだったりと、SEO対策としてブログに取り組んできた部分がうまく噛み合っていないなあと。

 

また、レスポンシブも中途半端な状態だったので、早く何とかしないといけないと思いつつも、ショップサーブのシステムで受注から出荷までの一連の流れが確立されていたので、正直なところ腰を上げるのが重たい状態でした。

 

▲リニューアル前のWEBサイト

 

 

 

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エイドデザイン

それでも動かれた理由は何だったのでしょうか?

 

【林】県の方から、農林水産品の販売促進ツール作成に使える補助金を教えてもらったのがきっかけです。

 

あとは今取り組んでいるSEO対策が、対症療法的というか場当たり的な対応になっている気がしていて、これでは時間を掛けて記事を書いても資産(データ)が積み上がっていかないなと感じていました。

 

しかもブログ記事は静的ページで作り込んでいたので、すごく手間が掛かっていたんです。なので、いま動いておけば後々楽に運用できるのではと思ったのが動き始めた理由です。

 

 

 

 

2. エイドデザインに依頼したきっかけ

 

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エイドデザイン

なるほど。ちなみにどうやって弊所を知りましたか?

 

【林】今回の補助事業は、県が公表する『和歌山県IT関連事業者登録名簿』に登載された事業者にしか依頼できないという縛りがあり、どこに頼もうかと名簿のPDFを眺めていたところエイドデザインさんを見つけました。

 

 

 

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エイドデザイン

弊所を見つけてすぐに依頼したいと思われましたか?

 

【林】そうですね。エイドさんも登録しているんだ。じゃあ相談してみようかな、という感じです。

 

実はエイド代表の渡部さんには、以前『おいけのまど』という団体を通してブランド戦略研修をお願いしたこともあり、その仕事ぶりを知っていたということもありました。

 

 

 

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エイドデザイン

ありがとうございます。でも、今回はブランド戦略研修ではなくサイトのリニューアルでしたが、依頼するのに不安はありませんでしたか?

 

【林】特になかったですね。

エイドさんのWEBサイトの作りもしっかりしていますし、なにより今回はブランディングが目的だったので、そういう意味でもエイド一択でした。

 

 

 

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エイドデザイン

ありがとうございます。

実は『ホームページをちゃちゃっと作って欲しい』という依頼が多い時期があり、ブランド戦略以外はあえて訴求しないようにしていたんです。

実際にはサイトからブランドブック、パッケージなど何でもサポートしているのですが…。

ちなみにサイト制作だと、それを専門としている制作会社が多かったと思いますが、なにが決め手で弊所にご依頼いただけたのでしょうか?

 

【林】やっぱりブランディングの専門家という点ですかね。

 

エイドさんがWEBサイトの制作会社とは思っていませんでしたけど、まあ渡部さんなら何とかしてくれるだろうと。(笑)

 

あと、サイトを育てるのに必要なのはブランディングであり、ただ単に売るだけでなく、自分たちの目指す方向性や価値感を伝えていくことが大切だと思っていました。

 

そこを訴求していくためには、サイトの内容や構成であったり文章のライティングが要だと思い、渡部さんならその部分をしっかりと考えてくれそうだというのが決め手です。

 

 

 

 

3. プロジェクトの感想① 〜ブランドの価値整理〜

 

今回、よけそ農園さまからリブランディングのご依頼いただき、初回のご相談からヒアリングまでを実施し、弊所からご提案したのが次の流れでした。

 

①ブランドの価値整理とタグライン、ブランド・ステートメント作成

②ロゴ制作(リニューアル)

③写真撮影

④WEBサイト制作(リニューアル)

 

それでは今回のリブランディング・プロジェクトを時系列で振り返っていきます。

 

 

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エイドデザイン

まず、ブランドの価値整理とタグライン、ステートメントについての率直なご感想をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?

 

【林】はい。まず最初に検討していく段階というか順序を提示いただけたのがすごく助かりました。

 

このスケジュール通りに進めていくと、最終はWEBサイトのリニューアルにつながるのだなあとすごくイメージしやすかったです。

 

あと、ブランドの価値整理やタグライン、ステートメントについても有り難かったですね。

 

エイドさんのブランド構築ワークは以前『おいけのまど』という団体で体験していて、リブランディングを進める上で大事なことなのは分かっていたのですが、今回は私一人なので時間的にもコスト的にも負担が大きいと思っていました。

 

▲おいけのまど様のブランド戦略研修の様子

 

 

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エイドデザイン

弊所のブランド・ステートメントは2通りあり、一つは『おいけのまど』さんでご依頼いただいた研修タイプ。もう一つは、弊所がブランド価値を整理し、それに合ったタグラインとステートメント(ブランドのありたい姿を簡潔に表した文章)を提案するタイプです。

よけそ農園さんの場合、これまで積み上げてこられた実績が多いのと、お一人なのでコスト的なことも鑑みて後者をご提案しました。

 

▲ブランド価値の整理資料(一部抜粋)
※画像をクリックすると詳細ページが見られます。 

 

 

【林】この資料でブランドの価値も合理的に抽出してもらい、タグラインやステートメントでは自分の想いをうまく言語化していただいたなあと感じています。

 

ちなみにこれはWEBサイトのリニューアルありきの金額ですよね?

ヒアリングやご提案いただいた内容を見ていると、これ単発の仕事だと金額的に合わないのかなあと思ってました(笑)。

 

 

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エイドデザイン

鋭いご指摘ですね。(笑)弊所ではプロジェクト全体で費用計上するので、ステートメント単発でのご依頼より少しお得感があると思います。

次はロゴについてのご感想を聞かせていただいてもよろしいでしょうか?

 

 

 

4. プロジェクトの感想②③ 〜ロゴ制作・撮影

 

【林】私の好みは結構ポップなデザインが好きなのですが、今回は好みを抑えるようにしました。自分の嗜好が100%だとサイト全体の流れがチグハグなものになりそうだったので…。

 

ロゴのデザインテイストをお伝えした際も、好みを抑えたものを選びました。

 

その上で、ご提案いただいたロゴはブランドとしての想いを伝える面で良いデザインになったなと思っています。

 

▲ロゴ提案資料

▲ロゴ決定案。平仮名の【よ】を記号化。
【よ】の下部で滴る果汁と果樹の瑞々しさを表現。

 

 

 

 

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エイドデザイン

仰るとおり、個人の嗜好は抑える方が一貫性のあるロゴに仕上がることがです。

では、次に撮影についてのご感想をお聞かせください。

 

 

【林】以前のサイトでは制作会社の人が撮ってくれていたのですが、やっぱりプロが撮ると明るくてきれいですね。

 

ただ、商品写真は明るい写真より少し暗めの写真の方が好きなので、ここも好みを抑えていました。

 

中でもみかん割った写真やステートメントの写真はすごく気に入っています。

 

▲撮影写真コンタクトシート(一部抜粋)

 

 

 

 

5. プロジェクトの感想④ 〜WEBサイト制作〜

 

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エイドデザイン

写真の明るさですが、人は実際より色鮮やかに記憶する傾向があり、写真を見た人に脳のイメージ通り再現してもらうため、写真を記憶色の明るさに近づけています。

では次にサイトについてのご感想をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?

 

【林】最初にPCでのデザインを見せていただき、すごく気に入っていたのですが、それがスマホでどのように表示されるのか少し不安ではありました。

 

結果は仕上がりに満足しています。

デザインもさることながら、SDGsの取り組みやメディア掲載実績などトップページに盛り込んでいただいたので、ブログの効果も上がりそうだなと。

 

また、ワードプレスに変更していただいたので、ブログの更新や商品登録もしやすくすごく助かっています。以前は静的なページをコツコツと作っていたので…。

 

とくにトップページのタグラインの部分が気に入っています!

 

 

■よけそ農園さまWEBサイト

 

 

 

▲トップページのタグラインとステートメント

 

 

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エイドデザイン

あと、弊所の特長としてディレクター(弊所)とエンジニア兼デザイナー(パートナー会社)を分離しているのですが、この辺りのご感想はいかがでしたでょうか?

 

【林】私は前職でIT関連の企業に勤めていたので、WEBに関してはある程度技術的なことが分かるため、工数のことを考えると言いにくい修正などもありました。

 

特に最初は静的なページで構成したいとお願いしていたのに、途中でやっぱりWordPressに仕様を変えたいなあと思ったときなど…。

 

その点、渡部さんがディレクターという立場だったので、『今なら追加費用なくいけるので変更しましょう』と言っていただき、助かりました。

実は、言おうか言わないかで結構悩んでいたんです。

今思い返すと、私が見えていない部分でもかなりやり取りしていたんだろうなあと。

 

また、デザイナーさんとだけで進めるとどうしてもデザイン重視になり、文字サイズなど小さくなりがちですが、その辺りも渡部さんの方から指摘を入れていただけるなど、細かな部分ですごく助かりました。

 

最後の最後で、スマホ画面でのカートとログインボタンのご指摘もいただきましたし。当事者になると見えているようで見えていないものなのですよね。

 

 

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エイドデザイン

はい。私も当事者になると同じです。(笑)

その他にも何かご感想はありますでしょうか?

 

【林】渡部さんはブランディングだけでなくマーケティングにも精通されているので、商品構成の相談やメルマガの使い方など、色々なアドバイスをもらえたのが助かりました。

 

また、サイト制作中はユーザー目線での指摘やアドバイスも随時いただき有り難かったです。

 

あと、納品後にデザイナーさんからWordPressのレクチャーをいただけたのも良いサービスだと思いました。非常に丁寧に説明いただきました。

 

 

 

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エイドデザイン

ありがとうございます。

では、今回のリブランディング・プロジェクト全体でのご感想を教えてください。

 

【林】適切な言葉ではないかもしれませんが、一言でいうと『しんどかった』です。(笑)

 

先程、渡部さんが『ホームページをちゃちゃっと作って欲しいという依頼が多い』という話をされていましたが、今回のプロジェクトは正にそれとは真逆の作り方だと思います。

 

自分で考え、答えを出し、それを渡部さんを始めとするプロジェクトメンバーでブラッシュアップしていく。時間も掛かりますし、私自身も脳に汗をかかなければいけません

自分の事業のことを一番考えないといけないのは、他の誰でもない経営者の私ですから。

 

ただ、この工程を飛ばして人任せにしていると薄っぺらいサイトができることも分かっていました。実際に周りを見ると、『段々畑で作ってます』とか『温暖な気候』とかどこでも言っているようなことを載せているサイトも多いですよね。

 

今回はそのようなサイトにならないよう、ブランドの価値を段階的に抽出するスケジュールを立てていただき、さらに途中途中でしっかりと検討できる時間もいただけました。

 

お陰さまで、『魂のこもったサイト』に仕上ったと感謝しています!

 

 

 

 

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エイドデザイン

ありがとうございます!

では、最後によけそ農園さまの今後の展望を教えてください。

 

【林】新しい形の農業をしてみたいですね。ただ果樹を育てて売るのではなく、意味のあるものを育て、その価値を感じていていただく。

 

一言で言うと価値ある農業でしょうか。

 

お客様に良いものを届けるのは当たり前のこと。

その上で自分たちも楽しく仕事をしたいですし、また情熱を傾けられる取り組みをしていきたいとも思っています。

 

 

栽培方法などのやり方は良い物にどんどん変えていく、その一方で仕事に対する姿勢や信頼という人としての在り方は変えない。

 

そのためには、まだまだ水面下でもがき続けないといけませんね。(笑)

 

 

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エイドデザイン

なるほど。不易流行を大切にされていくということですね。

貴重なお話しを聞かせていただき、ありがとうございました!

 

 

 

 


エイドデザインの視点


 

今回ご提案したよけそ農園さんのタグラインは『果樹のみらいを育てる』です。

 

当初『果樹のみらいを考え抜く』とご提案しましたが、林さんから『農業の未来を考え抜いた上で、それを育てていくイメージの方が近いかな』というフィードバックをいただき、このタグラインに決まりました。

 

 

考え抜く力で「果樹の持つ価値」だけでなく、「地域の可能性も最大化される」ような取り組みをされているよけそ農園さま。

 

今回のリブランディング・プロジェクトでは、ブランドの持つ価値を整理し、それを言語化させたタグラインを作成しました。ブランドにおけるタグラインとは、『ブランドが標榜するメッセージを短い言葉で表現したもの』です。

 

本来タグラインはアウターに向けた(対外的な)メッセージだと思われがち。しかし私はそれだけではなく、ブランドの提供価値を言語化することで自分軸を定めるインナーに向けたものでもあると思っています。

 

樹木が倒れないのは土のなかにしっかりと根っこを張っているから。

同じように、ぶれないブランドを作るためには根っことなる自分軸を定める必要があります。

 

それこそがブランディングで一番重要な部分であり、そこができていてこそ初めて一貫性のあるブレないブランディングが可能となるのです。

 

何はともあれ、よけそ農園さまがさらに『応援されるブランド』になることを楽しみにしています。

 

 

 

〜追伸〜

撮影時にみかんを試食させていただきましたが、驚くほど甘く、味わい深いみかんでした。

和歌山在住なので正直みかんは食べ慣れていますが、栽培方法や品種によってこうも味が違うものかと。

 

実際によけそ農園さんのみかんを購入すると、「他のみかんは食べられない」という方が多いそうです。

何とも罪深き農園、よけそ農園さまのWEBサイトはこちらから。

 

みかんは10〜12月、桃は6〜8月の販売です。

 

気になる方はよけそ農園さまのサイトからメルマガにご登録ください。みかんや桃の販売をはじめる際にメールでお知らせしてくれるそうですよ。

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